チラシを配って啓発(ホテルグリーンヒル御坊駅前)

 暴力団排除を推進しようと、御坊署と県警本部組織犯罪対策課は24日、同署管内で暴力団等のない安全・安心まちづくりキャンペーン(暴排ローラー)を展開。宿泊施設や飲食店を回り、暴力団等からの不当要求行為を防止するための啓発を行った。

 ホテル・旅館とスナック・居酒屋等を対象に実施。同署と同課の約10人が班に分かれて訪問した。

 宿泊施設では暴力団員らの予約や宿泊、不当要求がないか、飲食店では「用心棒代」「みかじめ料」を支払っていないか、風営法順守についてそれぞれアンケートでチェックし、チラシで今年7月に一部改正された県暴力団排除条例を周知したほか、飲酒運転の根絶や特殊詐欺被害防止も呼びかけた。

 グリーンヒル株式会社(柏木喜代美代表)のホテルグリーンヒル御坊駅前でも警察官がスタッフに説明。協力を求めていた。