コント日本一を決める「キングオブコント２０２３」が２１日、ＴＢＳ系列で放送され、日高町出身の﨑山祐さん（３２）のコンビ、ファイヤーサンダー（ワタナベエンターテイメント所属）が４位と健闘した。
史上最多の３０３６組が参加した予選を勝ち抜いた１０組が順番にネタを披露し、上位３組がファイナルステージに進み、優勝を争った。１組目のカゲヤマ、２組目のニッポンの社長、３組目のや団が上位３位を独占する状態が続く中、８組目でファイヤーサンダーが登場。「サッカー日本代表ものまね芸人」が日本代表選手の発表を見守るネタで会場を沸かし、審査員の飯塚悟志さん（東京０３）は「引き込まれた、すごくいいコント」、秋山竜次さん（ロバート）は「リアクションが面白い」と評価し、点数は４６６点で３位に入った。このままファイナルステージ進出に期待されたが、９組目で同大会優勝のサルゴリラが４８２点で圧倒的な１位になり、ファイヤーサンダーは４位に転落した。
総括では審査員長の松本人志さんが「３位、４位ぐらいが優勝していても何年か前なら全然おかしくなかったレベル」と話し、ファイヤーサンダーのネタを高く評価。﨑山さんは自身のＳＮＳで「キングオブコントありがとうございました。マジで来年優勝します」と、次大会への意気込みを語った。
