県は3日、わかやま資源自律経済ビジョンをまとめたと発表した。
県では、国内の資源循環システムの自律化と強靱化を図るとともに、国際競争力の獲得を通じて持続的かつ着実な成長を実現する経済「資源自律経済」の考えをいち早く取り入れ、地域の特性を生かした産業産出や広域的な資源循環ネットワークの構築を目指そうと、有識者でつくる検討会を設置。3回の会議で県民一人ひとりが資源循環を自分のこととしてとらえ、「和歌山らしさ」を主眼に置いた資源循環を目指していくビジョンをまとめた。
廃食油、木質バイオマス、廃プラスチック、空き家・廃校などの再生資源ごとの取り組み方針を整理。県民や事業者、金融機関、行政、大学などの役割を設定し、それぞれが連携し、主体的に取り組むことの重要性を示している。第1弾の取り組みでは家庭用廃食油を回収し、SAF(持続可能な航空燃料)の原料へと資源化する仕組みの構築を目指して、速やかにワーキンググループを立ち上げ、2024年度の実証を目指す。
キーメッセージは「一人ひとりがサーキュラーの『わ』の中へ 『わ』から自信と愛着ある和歌山を自らデザインする」。県ではビジョンのコンセプトとなるイメージ図も作成。木の国の「樹木」と循環の「輪(サーキュラー)」で、キーメッセージの「わ」を表現。協力や協和が大事という意味も込めるとともに、県民一人ひとりを表現したきいちゃんが主体的に輪の中に入り、持続可能な生産や消費、分別、再利用などの局面に応じて、各種団体や機関と連携して資源循環に取り組むイメージを表現している。


