勇ましい獅子舞を披露する東薗組の若中

 御坊祭宵宮の4日、御坊市薗のわかば保育園(岩﨑利香園長)で東薗組の若中が獅子舞を披露した。

 コロナ禍で4年ぶりの実施。笛や太鼓の子どもたちを含め総勢50人が園を訪れた。園庭にのぼりが立てられ、獅子は囃子に合わせて頭を高々と上げたり、歯を鳴らすようにして見物の子どもたちに迫ったりと、勇壮な舞を披露。全園児40人のうち出席の32人が熱心に見守った。

 行司の外川竜次さんは「昔からの伝統で、4年ぶりにできてうれしく思っています。子どもたちにはこの事を憶えていてもらい、大きくなって獅子舞をやってくれるようになればうれしいですね」。岩﨑園長は「毎年来てくださり、ありがたいです。コロナで3、4歳の子どもたちはお祭り自体を知らないので、初めての経験になります。もっと泣くかと思ったのですが、みんなしっかり見ていましたね」と話している。