関西出場を決めた南部シニアのメンバー

 一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会関西連盟和歌山ブロックの第53回関西連盟春季大会予選は24日、みなべ町千里ヶ丘球場で第2代表トーナメントの決勝が行われ、南部リトルシニアが粉河に2―1で逆転勝利し、関西大会出場を決めた。

 第1代表トーナメント優勝の紀州由良を除く4チームが、残り1枠の関西出場権をかけてトーナメントで争った。

 南部は準決勝で和歌山を5―0で下すと、決勝は粉河と対戦。1点を追う6回、先頭の﨑山が四球で出塁し、蛇原は右前打で無死二、三塁と好機を広げ、松本が中前へ2点適時打を放って鮮やかに逆転。投げては先発長井が初回に1点献上したものの、2回以降をゼロ封の好投で接戦をものにした。

 玉置靖監督は「選手たちが最後まで諦めなかったことが逆転につながった。関西では一つでも多く勝てるように頑張りたい」と選手をたたえた。

 南部のメンバーは次の皆さん。
 玉置靖(監督)、橋本昌幸、竹中孝昇(以上コーチ)、蛇原寛矢、﨑山祐臣、島倉章輔、杉若寅示、砂野淳平、中山瑠唯、長井心海、西鉄平、松本悠斗、笠松源治、阪本蒼昊、寒川健志朗、三浦達、三木李一