つながるカフェ内にマーケット用の販売棚を設置

 御坊市社会福祉協議会は27日から、福祉センター1階のTUNAGARU(つながる)カフェ内に、一般の提供者から募った善意の物品を販売する「TUNAGARUマーケット」を開設する。

 カフェは今年4月、多世代交流と情報発信の場としてオープン。センター来所時や打ち合わせなど、だれでも気軽に利用できる。8月10日までの利用者は566人で、セルフサービスの飲み物代として設置している募金箱には8月6日時点の集計で4万2115円が集まった。

 マーケットは前年度まで実施していた「愛の日」チャリティーバザーに代わる取り組み。販売する物品の提供を呼びかけ、カフェ内に設置された木製棚で販売。商品価格は100円、または500円のワンコインに設定する。対象となる物品は雑貨、洗剤、タオルなどの日用品や、乾物、缶詰めなどの食品(出品時に賞味期限まで3カ月以上あること)。いずれも新品または未使用。衣料品や陶器、生鮮食品は取り扱いしていない。期間は11月30日まで(土日・祝日除く)。いずれも午前9時から午後4時まで。

 売上金はカフェの募金とともに、毎年贈っている市内園児のクリスマスプレゼント代として活用。マーケットは来年度以降も継続、または常設を考えている。
 詳しい問い合わせは社協℡0738ー22ー5490。