林さんがデザインした新小学校の校章

 来年4月に日高川町の美山地区の川原河、笠松、寒川第一の3小学校が統合して誕生する新しい美山小学校(現在の川原河小の校舎を活用)の校章が決まった。公募作品から審査し、初湯川の会社員林理宣さん(53)のデザインが選ばれた。

 6月1日から7月31日までの2カ月間、町民を対象に募集し、17点の応募があった。

 美山で咲くササユリをモチーフとした構図で、3小学校の統合にちなんで3つの花をデザイン。左右に5本の指を表現したラインを描き、地域住民が手で包み込んでいるイメージを表現している。先月の統合総務部会で選考し、推進委員会で承認された。

 林さんは笠松小学校の卒業生で、「統合で学校がなくなることは感慨深いですが、新しい小学校で使われる校章に選ばれて光栄です」と話している。

 新小学校の校歌は今の川原河小学校の校歌を使用する。