背中合わせで座って立ち上がるゲームを実践

 御坊市を拠点に子どもから大人まで気軽にサッカーを楽しめる教室等を提供している「SISスペシャルプログラム」(坂本寿里也代表)の初の合宿「サマーキャンプ」が由良町の県立白崎青少年の家で行われ、小学生メンバーら19人がチーム力アップを目指してチームビルディングに挑戦した。

 「絆を深め、さらなる成長につなげる」をテーマに2日から1泊2日、さまざまな活動を通して選手の協調性、仲間と助け合うことを養ってもらおうと企画した。

 講師に大阪国際大学の玉井久実代准教授を招き、仲間のコミュニケーションや力を合わせる能力を高めるチームビルディングに取り組んだ。

 選手たちは2人一組になって背中合わせに腕を組み合って座り、声を掛け合って立ち上がるスタンドアップに挑戦。うまくいくと次は5、6人のグループで同じように実践した。選手たちはどうすればうまくできるか考え、話し合いながら挑戦していた。グループ別にフラフープを指にのせ合って持ち上げるゲームなどもあり、楽しみながら協調性を高めていた。