高所作業車に乗って清掃作業

 9月3日に開催される和歌山紀中サイクルフェスタHUB23に向け、印南町と町建設業協会(杉本憲昭会長)は29日、スタート地点となるかえる橋の清掃を実施した。

 JR印南駅近くに架かるかえる橋は、「考える」「人をかえる」「町をかえる」「古里へかえる」「栄える」の5つの〝かえる〟にひっかけ、カエルをイメージしたまちづくりを進める町が9億3500万円をかけて1994年に完成。高さ14㍍のアーチ型の赤い親ガエルの上に、高さ6メートルの黄色い子ガエルが乗り、町のシンボルとして親しまれている。

 開催当日はかえる橋と印南駅に特設のスタート会場が設置されることから、「きれいな姿のかえる橋でおもてなしができれば」と清掃活動を実施。作業員が高所作業車に乗り、高さ約20㍍にある親ガエルの目や子ガエルの顔を高圧洗浄機で水を噴射して掃除。汚れも落ち、鮮やかな赤と黄色の親子ガエルで参加者を出迎える準備を整えた。