見た目も鮮やかなトウモロコシ

 印南町西ノ地、久堀勇人さん(36)の畑では、珍しい赤色のトウモロコシの収穫が始まった。

 「大和ルージュ」という品種で、昨年奈良県の種苗メーカーが日本初の赤いスイートコーンとして開発した。久堀さんの畑でもいち早く取り入れ、今夏は約2000本を収穫、ネット等で販売する。

 実の表面が濃い赤色で、抗酸化作用や老眼予防に効果があるアントシアニンが豊富に含まれている。しっかりした歯ごたえとほんのりとした甘みが特徴。おすすめの食べ方はとうもろこしご飯で、赤飯のような見た目になるという。

 大和ルージュは久堀さんが営む合同会社くぼりのホームページ(http://mellowdesign.xsrv.jp/kuborifarm)で販売されているほか、℡090―5138―0915でも受け付ける。