アイデアを生かした写真が並んだ

 写真の愛好家団体、ReMUSAKUの写真展が21日から、御坊市中央公民館でスタートした。23日まで。

 自由で垣根のない活動を目指し、「無柵会」の名で5年間活動。一旦休止していたが、名称を改めて再スタートした。今回は8人が約90点を出展。構図、色、テーマなど工夫を凝らした作品が並んだ。ほうきにまたがって笑顔で魔女のように宙に浮かんでいる女性の写真など、モデルにジャンプしてもらって撮影したユニークなシリーズ、まだ新しい自転車やヘルメットが無造作に捨てられている場面を並べて「なんで」とタイトルをつけた連作、アップで撮ったサボテンをショートケーキに見立てるなど植物と食べ物をリンクさせた「植(しょく)の彩展」などアイデアで楽しませる作品が会場を彩った。初日から訪れた来場者は「見応えがありますね」と見入っていた。

 展示時間は午前10時から午後5時まで(最終日は4時まで)。