好天に恵まれた3連休、行楽地はどこも多くの人でにぎわった。和歌山市の街道沿いにある人気ラーメン店の前を通ると、駐車場は満杯、店の入り口前は行列ができ、道にも駐車場に入りきれない車が数珠つなぎとなっていた。

 行動制限、入国規制がない日常は経済も回る一方、人によっては、渋滞や人混みというしばらく感じることのなかったストレスを思い出す。しかし、今回の人混みはどこか懐かしさも感じて、リベンジ消費の到来を確信する連休となった。

 県内各地でいろんなイベントが開催され、最も多くの人を集めたのは和歌山市で行われたディズニーのスペシャルパレード。長さ1㌔足らずの会場の大通りには約7万人が詰めかけ、ミッキーマウスと仲間たちに手を振り、声援を送る子どもたちの笑顔があふれた。

 平成以降、人とのつながりが希薄となり、心の健康が保てず、子育てに気持ちの余裕を失う親が増えているといわれる。コロナ禍は少子化を加速させ、子どもの貧困、虐待を増加させたという統計データもある。

 親は子どもが元気に遊ぶ姿を見て笑顔となり、子どももパパやママの笑顔が何よりうれしい。折れそうな心を支えてくれるのは家族であり、かわいいわが子の笑顔。ようやくコロナの霧が晴れたいま、旅行やドライブ、買い物など、家族そろって出かける休日は、子どもにとってかけがえのない思い出となる。

 岸田首相は異次元の少子化対策を掲げ、児童手当の対象年齢の延長、保育サービスの拡充などのたたき台もまとまった。子育て支援は経済的サポートや働き方改革が柱となるが、子どもの成長に気づき、家族全員でそれを喜び合える家庭教育支援も忘れてはならない。(静)

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