激しくラリーする選手(手前が塩嵜コーチ)

 日高川町和佐のかわべテニス公園で16日から、ソフトテニスの全日本U―14男子チームが強化練習を行っている。全国大会優勝クラスの選手が選ばれるチームで、今年は日高地方の選手はいないが、コーチとして御坊市出身の塩嵜弘騎さん(36)が参加し、指導にあたっている。

 同公園での全日本チームの練習は2月のU―17女子チームに続いて2回目。練習には全国から選抜された小学校6年から中学校3年生までの20人が参加。20日まで練習を続けている。

 コーチの塩嵜さんは中学校、高校時代にソフトテニスで大活躍し、社会人になってからも国体メンバーとして優勝しており、これまでの成績などが評価され、今年1月から全日本U―14男子のコーチに就任した。

 練習では小学校や中学校の全国大会で優勝するトップレベルの選手たちが激しいラリーを展開し、塩嵜さんも選手の中に入って打ち合っていた。和歌山県庁の東京事務所勤務のため普段は地元を離れており、「テニス公園がこんなにきれいな施設になって驚きました。選手たちものびのび練習できています」と話し、チームの監督を務める合田清志さんは「ナショナル大会で使われるハードコートではないですが、オムニコートは怪我の心配も少なく全天候型なので、みんな思いっきり練習しています」と施設を高評価していた。

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