総務省はマイナンバーカードに関し、全国1741市町村別の交付率(3月末現在)を公表した。日高地方では御坊市が81・9%でトップで、全国でも48位となった。全国の市の中では10位。マイナンバーカードの取得者に地域応援商品券を交付するなどに取り組み、交付率のアップにつなげた。県内では全国21位となった広川町の84・3%に次いで2位。
マイナンバーカードは公的な身分証明書で、2016年1月に始まったマイナンバー制度に合わせて導入。政府は国民への普及率を高めようと、カードの取得者に買い物で使えるポイントを支給するキャンペーンを展開し、各市町村でも独自の取り組みを実施している。御坊市はコロナ臨時交付金を活用し、取得者に対して加盟店で使用できる1万円分の地域応援商品券を支給したほか、開庁時間以外にもカードの申請や受け取りなどができる夜間や休日の臨時窓口を開設、市役所ロビーにはポイントの申請サポートが受けられる窓口も設置するなどで申請率アップにつなげた。今年度には、マイナンバーカードを使って全国のコンビニなどから住民票などの写しが取得できるサービスも構築する。
今回の総務省のまとめによると、御坊市以外の日高地方の自治体では印南町が73・5%で358位、由良町が72・9%で409位、日高川町が72・0%で498位、日高町が69・6%で738位、美浜町が67・9%で961位、みなべ町が67・2%で1052位だった。全国平均は67%で、トップは新潟県岩船郡粟島浦村の99・1%。都道府県別では和歌山県は10位の70・1%。

