煙樹ケ浜でゴミを拾う若手漁業者

 若手漁業者でつくる日高地区漁村青年協議会は28日、美浜町の煙樹ケ浜でプラスチック片などの漂着ゴミの清掃活動を行った。

 プラスチック等のゴミは魚介類の生息場所を荒らす原因となる。水産資源を守り、美しい和歌山の海を次世代につないでいこうと、約10年前から由良町の白崎など日高地方の海岸で清掃を続けている。

 この日は会員ら8人が参加し、広い海岸を歩き回り、空き缶や細かいゴミも拾い集めていった。定置網漁を営む市川将彦会長(45)は「レジ袋が網にかかると魚が逃げていくこともある。ポイ捨ては絶対にやめてほしい」と話していた。