31日告示、4月9日投開票の県議会議員選挙に向けて県選管は立候補届出書類等の事前審査を締め切り、御坊市選挙区(定数1)は2陣営、日高郡選挙区(定数3)は3陣営が審査を済ませた。

 御坊市選挙区は共産党現職の楠本文郎氏(68)=塩屋町南塩屋・1期=と自民党前職の中村裕一氏(63)=熊野・8期=が立候補を予定。4年前の前回と同じ顔ぶれでの一騎打ちが確定的となっており、街頭演説や各地での集会など、激しい前哨戦も終盤を迎えている。前回選挙は楠本氏が6193票、中村氏が5946票で、247票差での決着となった。

 日高郡選挙区はいずれも自民党現職の冨安民浩(75)=日高町高家・8期=、坂本登(76)=みなべ町南道・6期=、玄素彰人(49)=印南町印南・1期=の3氏が立候補を予定。2019年4月の前回選挙は1人オーバーの選挙戦となっており、今回は2015年4月以来、8年ぶりの無投票が濃厚となっている。