日高地方の各小学校で23日、卒業式が行われ、31校617人がたくさんの思い出を胸に巣立った。今春から由良と統合する白崎、衣奈では最後の卒業式。白崎では11人、衣奈では6人が卒業証書を受け取り、在校生や保護者らに見送られて、新たな一歩を踏み出した。
白崎小では、卒業生の入場を在校生、保護者らが拍手で出迎えた。西岡宣子校長は一人ひとりに卒業証書を贈り、最後の証書は松下美憂さんが受け取った。西岡校長は「明治9年に開校し、147年間、保護者や地域に愛され続けた歴史と伝統がある。白崎小の卒業生という誇りに胸を張り、人生の励みにしてほしい」と最後の卒業生にはなむけの言葉。WBCで優勝した侍ジャパンの佐々木朗希投手の境遇や言動を紹介し、「感謝の気持ちを態度で表せる人に、そして目標を持ち、努力し続けられる人になってください」と激励した。在校生の送る言葉に続き、卒業生の別れの言葉では6年間を振り返り、成長したわが子に涙ぐむ保護者の姿もみられた。
衣奈小では川口達生校長が、一人ひとりに卒業証書を授与。山本花さんが最後となる2477号の証書を受け取った。川口校長は式辞で「自分らしさを大切に、信頼される人になってほしい」とはなむけの言葉。「しっかりとした自分らしさを持ち、信頼される人になれることを大切にしながら、力いっぱい成長することを期待します。これから素晴らしい歴史をつくり上げる人になっていってほしい」とエールを送り、PTAからの卒業記念品を戸田海音君、米澤悠星君が受け取った。在校生16人の送る言葉と歌を受けて、卒業生が別れの言葉。ゆずの「栄光の架け橋」をうたい、それぞれ保護者に花かごを贈りながら、フラワーアーチをくぐって退場した。


