今やAI(人工知能)は、私たちの生活になじみつつある。最近はアメリカの研究所が公開したチャットボット「チャットGPT」がニュースなどで話題となっており、IT業界は騒然となっているようだ。
チャットボットとは、「チャット(会話)」と「ボット(ロボット)」を組み合わせた言葉。ネット上やSNSでメッセージを打つと、自動で発信・返答を行うシステムで、多くのIT企業がさまざまなシステムを開発している。身近なものでいうと、LINEの自動応答メッセージやCMで見かける「OK、グーグル」や「ヘイ、アレクサ」。AIが人間の問いかけに応答してくれるというものだ。その最新システムがチャットGPTというわけで、あらゆる質問やリクエストに対して、AI(人工知能)が即座に文章で回答してくれる。注目されているのは、その文章や回答の精度。「恐ろしいほど危険で強いAIが登場した。社会が変わってしまうのではないか」と、そのインパクトに世界が驚いている。
例えば、チャットGPTに「旅行のブログを書いて欲しい」と、訪問した土地や施設の名前、その感想やエピソードなど、簡単なメモを入力してリクエストすると、ブログの記事として上手いことまとめてくれる。さらに、「村上春樹風に」とか「哀愁のある感じで」と、文章のニュアンスもリクエストすると、まさにそのようにやってのけてくれるというのだ。
チャットGPTが一般社会に普及すれば、記者の仕事はだいぶ楽になるだろう。いや、記者の職業自体が失われるかもしれない。AIに取って代わられる時がいよいよ来ている…。(鞘)

