JRグループ各社は18日、春のダイヤ改正を実施する。西日本のきのくに線では、同日開業する大阪駅うめきたエリアに特急くろしおが停車するようになるのが大きな変更点。上下18本が停車するようになり、大阪中心部への利便性がさらに向上する。また、今年の改正では多くの電車の時刻・行先に変更があるため、乗車時には注意が必要となる。

 日中時間帯の和歌山駅発の電車が30分単位に統一 午前11時から午後4時までの和歌山駅から出発する普通電車の発車時刻が毎時00分と30分に統一され、分かりやすくなる。昨年のダイヤ改正により、日中時間帯の御坊―和歌山間の運転が短縮され箕島止まりの電車が増えたため(午後3・4時台は湯浅止まり)、御坊行きは実質1時間に1本の運転。00分発が御坊行きの電車となっている。

 普通電車の発着時間が10~20分の変更 午前10時台から午後8時台の普通電車の発着時刻にも大きな変更がある。出発時間は和歌山行きが遅く、田辺行きが早くなっているのが特徴。最大で約30分の変更もある。接続電車の時刻にも変更があるので、各駅で確認を。このほか、午前10時~午後0時台の御坊―紀伊田辺間の普通電車が1往復減便された。