高齢者らへの支援情報を共有

 高齢者らに対するよりよい支援を考えようと、御坊市生活支援コーディネーター全体報告会が15日、市役所で開かれ、関係者約40人が意見を交わした。

 生活支援コーディネーターは「地域支え合い推進員」とも呼ばれ、高齢者らが住み慣れた場所で自分らしく元気な暮らしができるようにサポートする専門職。今回の報告会には認知症コーディネーターや在宅介護支援センター、社会福祉協議会などの職員が参加した。

 生活支援コーディネーターを置いている市内5カ所の在宅介護支援センターの職員が、それぞれの支援状況を説明。「自治会長がお年寄りを中心に声かけ活動を行っています」「地域にある会館で100歳体操や編み物教室を開き、住民間の交流につなげています」などと紹介し、参加者からも情報が提供された。

 今後、今回の情報を地域支援活動に生かしていく。