機器を使って測量を体験する児童

 子どもたちに建設業の仕事を知ってもらおうと、美浜町吉原の松勝建設(松本勝代表)が2日、和田地内で工事現場見学会を開き、地元の和田、松原両小学校の6年生が測量などを体験した。

 ビジネスホテルグリーンヒル美浜西約100㍍の県発注の県道歩道整備工事現場で、和田小の21人が5時間目、松原小の32人が6時間目の授業で訪れた。

 新しく通学路をつくっている工事であることや重機の油圧ショベルなどの説明を聞いたあと、測量機器を使って実際に作業を体験。ピンポールと呼ばれる専用の機器とタブレットを操作し、自動で正確な位置を示してくれる最新機器に「すごい」と歓声を上げていた。

 和田小6年の新谷叶有君は「だいたいではなくて、正確な位置が出るのがすごかった。すごく興味がわきましたし、またやってみたい」と目を輝かせていた。