
3月1日の日高川のアマゴ漁解禁を前に、日高川漁協は27日、田辺市龍神村の本流3カ所に成魚3000匹(212㌔)を放流した。昨年夏にも稚魚30万3000匹を放しており、今年も魚影は濃く、漁協関係者は「解禁日は平水が予想され、コンディションは上々。今年も十分に楽しんでもらえます」と話している。
アマゴは魚体にパーマークと呼ばれる楕円斑の模様と、きれいな朱点がある渓流魚。日高川は有名河川で京阪神などの県外からも多くの太公望が訪れているが、近年は釣り客が減少傾向だという。漁協ではアマゴ釣りの裾野を広げようと、2017年から解禁前に成魚の放流を実施。放流直後の魚は警戒心が少ないため比較的釣りやすく、初心者にも楽しんでもらえるという。
今年の放流場所は3カ所で、安井地内の丸嶋橋上流に約600匹、宮代キャンプ場周辺1200匹に龍神温泉元湯周辺(龍神)に1200匹を放した。大きさは20㌢から25㌢程度だが、中には30㌢を超える大物も。
稚魚放流は昨年5月末から7月まで行い、日高川町の中津地区から龍神の上流域までの本流や支流に30万3000匹を放している。
解禁日には例年、夜明けと同時に待ちわびた多くの釣り人が渓流に入って竿を出す光景がみられる。初期はエサ釣りが中心となるが、アマゴの活性が上がり始める春からは毛針やルアーなどでも楽しめる。
漁期は9月30日まで。遊漁料は年券5500円(税込み)、日券2200円(同)。問い合わせは漁協℡0738ー52ー0950。


