供養碑に献花して手を合わせる園児

 日高町の内原保育所年長園児32人が15日、阿尾のクヌッセン機関長救命艇保管庫を訪れ、供養碑に自分たちで育てたキンセンカを供えた。

 同町では毎年、機関長の遺徳を伝えるため町内の保育所等に、機関長が好きだったというキンセンカの苗を配布。同保育所でも育てるなか昨年、機関長の優しさや勇敢さを紙芝居で学んだ園児の希望で献花し、今年も同様に実施した。

 園児たちは数人ずつ供養碑前に献花。みんなで手を合わせ、保管庫で救命艇を見学した後、日の岬パーク内にあるクヌッセンの丘も訪問した。