青空の下で楽しく麦踏みを体験する子どもら

 印南町美里のまちづくり団体、里山はぐくみ隊(深津孝子代表)は5日、同地区で育てている小麦畑で麦踏み体験のボランティアを実施し、町内外から約60人が参加した。

 団体では子どもたちに安全なパンを食べてもらうため、地元産小麦の栽培に取り組んでいる。昨年11月、約1・6㌃の広さの畑に16㌔の種をまいた。今回の麦踏みは小麦を多く実らせるための作業で、地元の住民や小中学生、日高町のボランティア団体、アイデアル「風の教室」のメンバーらも参加した。

 子どもらは畑に横一列に並び、10㌢ほどに育った苗をカニ歩きで踏んだり、ローラーを引きながら元気いっぱいに畑を踏みしめた。

 作業終了後は交流会が開かれ、たこ揚げやこま回しなどの昔遊び、たき火などを体験して楽しんだ。