一斉に豆をまく参加者と鬼

 節分の日の3日、印南町印南原の大歳神社(平野聖翔宮司)で節分算賀祭が行われた。

 厄年や還暦、当たり年など、人生の節目の年にあたる氏子らが集まり、健康長寿を祈願。本殿での神事の後、お祓いした福豆を入れた升を持ち、鳥居の下の石段で「鬼は外、福は内」と一斉に豆をまいて厄を払った。今年はコロナ禍で秋祭りの出番がなかった鬼も参加。平野宮司は「豆まきには魔を滅する意味もあります。コロナが早く収束し、多くの方が神社の行事に参加できるよう戻ってほしいと思います」と話していた。