紀州材の積み木で遊ぶ子どもたち

 木の国わかやま木育キャラバンin日高川町が28、29日、高津尾の日高川交流センターで開催され、多くの親子連れらでにぎわった。

 新型コロナ対策として、両日とも3部入れ替えの完全予約制で実施し、県内を中心に計約1200人が来場した。会場には紀州材の積み木やさまざまな種類の木材で作られた木琴、木の玉がいっぱいの木のプールなど、東京おもちゃ美術館からやってきた木のおもちゃがホールいっぱいに設置され、子どもたちは夢中になって遊んでいた。

 びゅんびゅんゴマ作りやヒノキと押し花のマグネット作りなど6つの木工体験が楽しめるワークショップもあり、ほぼ満席で好評だった。

 木育イベントとして全国で開催されている事業で、日高川町では初開催。子どもたちや子育て中の親世代に木への関心を高めてもらい、紀州材の活用幅を広げようと、県内の木材に関わる組織が集い、ものづくり体験などを提供した。