太い枝をのこぎりで切る児童たち

 美浜町の松原小学校(西端成太郎校長)で24日、町政おはなし出張講座「煙樹ケ浜の松林について」が開かれ、4年生20人が枯れ松の伐採を体験し、松林を守る仕事を勉強した。

 地域について知ってもらおうと、町農林水産建設課の松本淳課長補佐が講師となって、煙樹ケ浜の名前の由来、近畿最大規模の松林には松約5万本があることなどを説明。薬剤散布など管理に努めていることを話し、「みんなで守り育てよう」と呼びかけた。

 学校近くの松林に移動し、枯れた松をチェーンソーで切り倒す作業を見学したあと、のこぎりで細かく伐採する作業に挑戦。太い枝を頑張って切り、トラックへの積み込みも手伝った。

 巽徠輝君は「のこぎりで切るのはすごくしんどい。こうやって松林が守られていることがよく分かりました」と話していた。