総務省は9日、12月末現在のマイナンバーカード普及率(人口に対する交付枚数)を発表した。日高地方7市町の平均は59・6%で、全国平均の57・1%を2・5㌽上回った。県内平均は56・4%。日高地方で最も普及率が高かったのは御坊市の65・0%で、マイナンバーカードの取得者に地域商品券を交付するなどの取り組みが効果を上げたとみられている。

 御坊市は新型コロナウイルス対策の地方創生臨時交付金を活用して、マイナンバーカード取得者に1万円分の商品券を配布。夜間や休日の臨時窓口も定期的に開設しており、県内の30市町村では5番目の高さとなった。

 次いで普及率が高かったのは由良町で64・4%。申請していない人を対象に休日窓口の案内を送付するなどで普及率アップにつなげた。ほか、印南町の61・9%、日高川町の59・6%、美浜町の54・5%、日高町の53・7%、みなべ町の52・5%の順で、いずれのまちも50%を超えた。県内で最も交付率が高かったのは北山村で72・4%、2番目は紀の川市の71・3%。

 マイナンバーカードの交付は2016年1月から始まり、身分証明書として使えるほか、健康保険証などでも使用できる。政府は「今年3月末までにほぼ国民全体への普及を目指す」とし、2月末までにカードを取得すると1人当たり最大2万円分のポイントが受け取れるキャンペーンを実施している。