9日は成人の日。民法改正で昨年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられ、今年は18~20歳が新成人を迎えた。その2002年4月2日~05年4月1日生まれの著名人では俳優の芦田愛菜さん(18)、鈴木福さん(18)、将棋棋士の藤井聡太さん(20)ら。一層の活躍が期待される。

 県内でも多くの市町村が「成人式」という式典名について、「はたちのつどい」や「二十歳を祝う式典」に変更されたが、参加対象者は全市町村が従来通り式典開催年度に20歳を迎える02年4月2日~03年4月1日生まれの人(古座川、太地町は03年4月2日~04年4月1日生まれ)。その対象者数は8665人(男性4431、女性4234)で、前年と比べて493人減って、統計が残る1983年以降で最少となった。

 県によると、式典への参加対象者が最も多かったのは1995年の1万5979人。その後は減少傾向で2016年に初めて1万人を割り、17年は1万人を超えたが、18年からは毎年1万人を下回っている。そんな彼、彼女たち。日高地方では4日に美浜、日高、みなべ町、8日に御坊市、由良、日高川、印南町で式典が行われた。それぞれ首長や来賓らから激励を受け、決意新た。取材した日高、由良町では代表者が誓いの言葉で家族らへの感謝や今後の抱負を語った。

 年の初めに目標を立てるのは大切。私たちの会社の今年のスローガンは「百折不撓」(ひゃくせつふとう)で、何度失敗を繰り返しても、くじけずに立ち上がり、信念を貫き新しいことに挑戦し続けていく。地域の子どもたちのために、未来につながる地方紙を目指し、頑張りたい。(笑)