風に揺れる干しウツボののれん

 印南町西ノ地の国道42号線沿いに、ウツボの干物の無人販売所が登場している。道路脇には「干しウツボ無人販売」の看板があり、小屋の軒先に揺れるウツボとともにドライバーや歩行者の目を引いている。

 地元でイセエビなどの刺し網漁をしている寺下定さん(60)が、作業小屋の一角で一昨年から販売。光景の珍しさに販売所には大阪などの他県ナンバーの車もよく停まり、写真だけ撮る人もいるそう。

 ウツボは竹串で開き天日干しにしている。値段は大きさによって違い、500~1000円。調理法を記したレシピも一緒に置いている。素揚げにして塩で食べるのもおすすめ。

 販売期間は3月末までを予定している。