初日の出と共に新年を祝う

 好天に恵まれた元旦、真妻山の山頂から初日の出を見ようと、近隣住民ら約50人が集まった。

 真妻山は標高523・4㍍。日高川町の山野地区側、印南町の松原地区側から登り始める2つのルートがある。印南町側のルートは地元の有志団体真妻やまびこ塾(山本育男塾長)が11月下旬に整備活動を行い、この日に合わせ準備を整えた。午前5時ごろ、登山口に住民らが集まり一斉に登山スタート。辺りが真っ暗な中、懐中電灯で足元を照らしながら頂上まで約1時間半の険しい道のりを歩いた。

 午前7時20分ごろ、山の稜線からオレンジ色に輝く太陽がきれいに姿を現すと、集まった人たちから歓声が上がった。約40年欠かさず登っているという地元の日裏勝己印南町長も「今年は雲も少なく、とてもきれい。この1年はいい年になりそうですね」と笑顔。山頂では雑煮も振る舞われ、スマートフォンで記念撮影したり、手を合わせ拝んだりするなど、それぞれが思い思いに新年を祝っていた。