来年1月15日告示の御坊市議会議員選挙まで20日と迫った27日、新人3人目となる湯川町財部、会社役員西本裕行氏(57)が立候補を表明した。

 1986年に大阪の近畿測量専門学校を卒業後、測量関係の仕事に従事し、20年前に独立して会社を立ち上げた。

 出馬については現職市議会議員の後援会長を32年間にわたって務めていた関係から市政に関心があり、「庶民の感覚を政治に生かしたい」と決意。21日の立候補予定者説明会には出席しなかったが、後日、書類を受け取っていた。抱負には子育て支援や企業誘致による人口減少ストップ、地元産業の振興などを挙げ、「選挙戦では足を使って有権者に歩み寄り、抱負などの思いを伝えたい」と話している。

 これで現新合わせて14人(現職11、新人3)が名乗りを上げたことになる。現時点では定数14に対してちょうどだが、湯川町財部の男性(68)らが出馬を検討しており、選挙戦になるかどうかは微妙な状況となっている。