教室で放送の校歌を聞く児童(御坊小学校)

 日高地方の公立小中高校で23日、終業式が行われ、冬休みがスタートした。

 御坊小学校(金谷明夫校長・児童数360人)では、コロナ禍でも状況をみて体育館で実施していたが、今回は放送で行った。放送が始まると教室の児童たちは背筋を伸ばしてスピーカーに目を向け、校歌は声に出さず、それぞれ心の中でうたった。金谷校長はコロナについて「まだまだ気を緩めることはできません。休み中も人混みではマスク、手洗いやうがいもしっかりし、健康で楽しい冬休みを送ってください」と話し、休み中の過ごし方は自分で考え、家の手伝いもしっかりするよう呼びかけた。

 3学期の始業式は、小中高とも来年1月10日となっている。