近畿出場を決めた日高女子

 県バスケットボール協会が主催する小学生の紀陽銀行杯第49回県冬季ミニバスケットボール大会は3日から11日までの4日間、湯浅スポーツセンターで開かれ、女子の部で日高ミニバスケットボールクラブが4位入賞。来年2月25、26日に京都市立体育館で開催される近畿大会の出場権を2年連続で獲得した。

 男女とも17チームがそれぞれトーナメントで熱戦を展開。優勝チームに全国、2~4位に近畿大会の出場権が与えられた。


 ノーシードの日高女子は1回戦で湊miniCROSSを72―36で下し、2回戦でセインツに大逆転の51―50で勝利。準決勝で湊CROSSOVERに45―50、3位決定戦で貴志川に40―47で敗れたが、健闘した。


 オールコートでしっかり守り、ガードとセンターを中心に、チームで攻撃。近畿出場を決めたセインツ戦は最終第4クオーターで逆転、残り13秒で1点ビハインドとなるも、残り5秒で辻浦がシュートを決めた。湊CROSSOVER戦も粘り強さを発揮。第4クオーターに16点の差を詰め、あと一歩及ばなかったが、今大会優勝チームを追い詰めた。


 雑賀孝之監督は「それぞれ成長し、チームみんなで勝ち取った近畿切符。2年連続は初めて。自分たちの力を発揮し、よく頑張った」。近畿大会へ「もう1段階、2段階レベルアップし、初の1勝を挙げられるよう頑張りたい」と話していた。


 日高女子のメンバーは次の皆さん。


 雑賀孝之(監督)、佐津弘晃、宇戸秀弥、橋本宏道(以上コーチ)、辻浦光莉、福田楓、小林結奈、松本芽依、田頭莉未、土井心結奈、原凜久、吉野杏梨、力津花、岩城里珠、坂本珠花、田中美羽、小林緋七、田端星七