地域の人に教わりながらわらを編む児童

 日高川町の寒川第一小学校(高台浩校長)で8日、師走恒例のしめ縄作りが行われ、児童が正月用のしめ縄を編み上げた。


 毎年、寒川地区の人を講師に招いており、今年は西山佳千江さん、森岡幸子さん、森岡サワ子さんの3人が来校。児童は足で押さえたわらの束ををねじって編み、低・中学年の児童には少し難しかったが、高学年は慣れた手つきで編み上げ、ウラジロ、カシワ(ユズリハ)、サカキの葉や紙垂をつけて完成させた。


 5年生の西山晴菜さんは「最初に縄をなっていくのが難しいですが、毎年やっているのでだんだんと手際よくできるようになりました。地域の方が丁寧に教えてくれるので分かりやすかったです。今年もお正月に家の玄関に飾ります」と話していた。