優勝を決めた塩路さん

 全日本スポーツウエルネス協会主催、第11回スポーツウエルネス吹矢全日本選手権大会が東京の墨田区総合体育館で開かれ、8㍍女子の部で紀の国ごぼう宮子姫支部から出場の塩路眞美さん(66)=御坊市薗=が見事優勝を決めた。ほか、同支部から2人が上位入賞した。

 コロナのため3年ぶりの大会。8㍍男女、10㍍男女、G8(80歳以上、男女混合)の5部門があり、全体で約300人が参加した。

 塩路さんは5年ほど前からスポーツ吹矢を始めた。6㍍の部では入賞経験があり、コロナで大会がない間に8㍍に取り組んだ。競技が再開された今年は県大会、近畿大会といずれも優勝し、全国の大舞台でも198点(210点満点)という好成績で優勝した。「6㍍と8㍍は別の競技といっていいほど大きく違うのですが、一からやるつもりでしっかり練習。県、近畿と順調に勝ち上がったことも自信になったのか、全国でも緊張することなく平常心で臨めました。それでも優勝できるとまでは思っておらず、驚きました。とてもうれしいです。これからは10㍍の部で結果が出せるよう、頑張って練習します」と喜びを話している。

 同支部からは、同じ8㍍女子の部で北野真澄さんが188点で5位入賞。G8の部では河野暁人さんが196点で3位に入賞した。