
日高川町へIターン移住した店舗デザイナーの酒井将守さん(48)が、20年前に自身の長男誕生を記念して作った絵本を「多くの人に読んでもらいたい」と自費出版した。
タイトルは「旅のはじまり」。長男の旅人(たびと)さんが生まれたとき、プレゼント用に1冊だけ作ったオリジナルの絵本。きっかけは、大学生のときに友達3人と北海道を2週間かけて旅したこと。いろんな人との巡り合いがあり、トラブルを乗り越えていくなど旅の良さを感じ、「夢をかなえるために必要だと思ったことを形にした。行き先は自分で決めていってほしい」との思いを込めてプレゼントした。
20歳になった記念に、原作をあらためて製本して自費出版した。11月末までクラウドファンディングを募り、リターンはできた絵本。1週間で目標額(50万円)を達成できたという。
神戸市出身。店舗デザインの会社で働き、独立起業して大阪の本町で事務所を構えていたが、コロナ禍でリモートでも仕事ができることを体感し、ロケーションが気に入った日高川町入野へ昨年7月、移住した。「挑戦するのに年齢は関係ない。一歩踏み出すことが大事」がモットーで、絵本にも同様のメッセージを込めている。
絵本は大きさの違う3種類を製作。「うちの息子は内容を中学生のころにやっと理解してくれました。大人に向けた内容にもなっているので、自分が興味のあることにチャレンジするきっかけになれば。メッセージカードとしても使ってもらいたい」とPRしている。
連絡は酒井さん℡090―9092―4137。


