
㈱再創社(みなべコンポストセンター)では、下水汚泥から作った肥料「りそうの肥料」を製造・販売しています。
下水道に流れた生活排水などは、下水処理場で微生物が汚れを食べてきれいに処理します。その際に沈殿した微生物の集合物を一般的に汚泥と呼んでいます。
そのような「残ってしまった下水汚泥」をペレット状の肥料として再利用しています。
化学肥料にはない微生物が多く含まれており、微生物の働きによって成分が吸収されやすくなります。また微生物の多い土壌は、病原菌や病害虫の繁殖も抑えられます。野菜や花に最適な肥料です。
価格は、20㌔入り250円。
「下水汚泥は、植物の成長に必要な窒素やリンなどの栄養分、ミネラル分を豊富に含んでいます。下水道から出た資源を利用して、作物を作る取り組みが全国各地で進められており、『おいしくなった』『生育が良くなった』など、農家の方から好評を得ている地域があります。家庭菜園から農家の方まで販売可能ですので、気軽にお問い合わせください」。