御坊市スケートボード協会が建設を要望しているスケートボードパークに関し、11月24日に開かれた市の実施計画策定委員会で計画が採択されたことが分かった。6日に行われた市議会一般質問で、三浦源吾市長が山田勝人議員の一般質問に答えて説明。今後は事業の予算化が焦点となるが、建設に向けて進んだことになる。

 山田議員は「9月の定例会でもスケートボードパークの建設について質問させていただいたが、その後の経過はどうなのか」と質問。三浦市長は「実施計画策定委員会で検討した結果、事業計画、実施計画が採択された。これまで同様、引き続き、どのように具体的に実現していくかなどを協会の皆さんと一緒にいろんな角度から調査研究し、前向きに取り組んできたい」と述べた。

 担当の生涯学習課長は「今後は令和5年度の調査検討費、実証実験費を政策予算として要求していくことになる。実施内容については、現在、利用されていない御坊総合運動公園パターゴルフ場など公園内の未利用地を活用し、若者世代が集える施設の建設を行う計画」と説明した。

 計画によると、来年度は調査検討、実証実験、2024年(令和6年度)は設計、25年度(7年度)は工事着工としている。

 このほか午前中は宮路雅仁議員が「御坊市における今後の農業施策に関して提議」、芝田学議員が「男性用個室トイレへのサニタリーボックス設置」、村上宗隆議員が「インボイス制度の対策と影響及び市の対応」について質問して終了した。