建設重機でボールすくいにチャレンジ

 日高建設業協同組合青年部会の建設業体験会が13日、みなべ町生涯学習センター駐車場で開かれ、あいにくの雨の中も多くの親子連れらが来場した。

 昨年はコロナで中止となり、2年ぶり3度目の開催。パワーショベルの操縦体験では子どもらが部員に補助してもらいながら、ボールをすくったり、魚の模型を釣ったりする繊細な動きを体験した。高所作業車の体験では作業用バスケットに乗り込み高さ10㍍までリフトアップ。スーパーボールすくいなども全て無料で、会場には雨除けのテントが設営され、幕末らーめんも振る舞われた。

 白浜町から家族と一緒に来た百合航汰君(7)は「パワーショベルの操縦が初めてで楽しかったです」と笑顔。松本敏光部会長は(43)は「こうした体験を通して興味を持ってもらい、将来、建設業につくきっかけになれば」と話していた。