公益財団法人日本漢字能力検定協会は、今年一年の世相を漢字一字で表現する「今年の漢字」を募集している。昨年は東京オリンピック・パラリンピックで日本人選手が活躍し多数の金メダルを獲得したことからなどから「金」だった。毎年、本欄で予想しており、今年も一年の出来事を振り返りながら考えてみる。
2月=ロシア軍がウクライナへ侵攻▽3月=ウクライナ大統領が国会演説▽4月=知床半島沖で観光船が沈没▽5月=大谷翔平がメジャー通算本塁打100号、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さん死去▽6月=約20年ぶりに円安ドル高水準▽7月=安倍元首相銃撃され死亡、参院選で自民過半数確保▽8月=旧統一教会問題▽9月=通園バスの3歳女児車内5時間放置で死亡、安倍氏国葬、エリザベス英女王死去▽10月=ヤクルトの村上、史上最年少で三冠王、アントニオ猪木死去――。
今年も様々な出来事があった。引き続きコロナが猛威を振るっているが、やはりロシアのウクライナ侵攻や安倍元首相の銃撃などが印象的だろう。そうなると安倍元首相や円安から「安」はどうだろうか。ロシアのウクライナ侵攻から「平安」について考え、また国内のさまざまな事件、事故などから「安全・安心」を意識することも多かったのではないだろうか。
「安」は2015年にも選ばれているが、「金」などと同じように、何度も選ばれることは考えられるだろう。ちなみに過去10年の的中回数を数えてみるとわずか3回と、思っていたより少なかった。今回も外れる可能性はあるが、思わぬ漢字が選ばれるのも「今年の漢字」の面白いところ。締め切りは12月5日まで。皆さんも思い思いの今年の漢字を応募してみてはどうだろうか?(城)


