選果機を流れてくるキュウリ(みはま胡瓜撰果場で)

 施設栽培キュウリの出荷シーズンに入り、JA紀州(芝光洋組合長)のみはま胡瓜(きゅうり)撰果場は、6日から選果機が稼働するなど出荷作業が本格化。今季は約500㌧を県内や大阪などに出荷する。

 9月上旬から10月にかけ定植したハウス栽培キュウリで、10月初旬から収穫が始まり、出荷量の増加に伴って選果機が稼働。今月も定植を行い、年末と春をピークに、来年7月まで出荷が続く。

 JA担当者は「今年も昨年同様に台風被害がなく順調に生育し、品質がよく秀品率も高くなっています」と話していた。

 同JAキュウリ部会(高垣典生部会長)の生産者は現在21人で、高齢化のため作付け面積の減少が課題となっている。