笛や太鼓に合わせて舞う獅子

 日高川町の寒川神社で3日、寒川祭が行われ、3年ぶりに獅子が舞い、祭りばやしが鳴り響いた。


 江戸時代に寒川を訪れた関東の浪人医師、岡本橋順が伝えたとされる江戸神楽で、4人立ちの獅子舞。本来、王仁(おに)、和仁(わに)とともに舞われるが、今年は獅子のみで、鈴神楽、剣神楽など3曲が披露された。


 お渡りも中止の縮小開催となったが、深まる秋の山々に笛、太鼓、鐘の音が3年ぶりに響き渡り、集まった約100人の見物客は久しぶりの秋祭りを満喫していた。


 宮司の寒川歳子さんは、「3年ぶりに祭りばやしが鳴り、うれしかった。来年はお渡りなど通常通り開催できることを願っています」と話していた。