濵野会長からゆら早生を受け取る衣奈小の児童

 由良町農業士会は19日、町内のこども園1園と小中学校4校に同町発祥の極早生みかん「ゆら早生」をプレゼントした。

 ゆら早生や地産地消のいいところを知ってもらおうと、園児一人に1個、小中学生一人に2個ずつ用意。農業士会で作った食育チラシも配った。

 衣奈小には濵野一宏会長が訪ね、体育館で集まった児童たちを前に、ゆら早生の歴史や特徴、今年の出来を説明。「今年は梅雨や夏に雨が少なく、糖度が高いものが多いです。抜群においしくて甘みと酸味が凝縮された最高品質のものを持ってきました」と、児童会副会長の御影咲結さん(6年)と書記の高瀨陽菜さん(5年)に箱入りのまま手渡し、会長の米澤悠星君(6年)が「新鮮でおいしいゆら早生を持って来てくれてありがとうございます。和歌山県ではたくさんのみかんが作られていますが、由良町にもゆら早生というおいしいみかんがあってとてもうれしいです。おいしくいただきます」と礼を述べた。