フジバカマの蜜を吸うアサギマダラ(18日朝撮影)

 印南町西ノ地、切目王子神社旧跡の一角にある「切目懐紙なぎのさと公園」に植えられたフジバカマに、先週末から渡りチョウのアサギマダラが飛来している。

 公園は地元の歴史を学び発信する有志団体「うらしま会」が管理しており、切目王子の歴史を知ってもらおうと6年前、会長の寺下鎮雄さん(77)が所有する畑を公園に整備、地域住民の憩いの場となっている。公園には後鳥羽上皇が歌会を開いた際に歌をしたためた切目懐紙に登場するモミジやマツなどゆかりの植物を植え、フジバカマも100株ほど植えられている。

 フジバカマの蜜を吸うアサギマダラを写真に収めようと、今年は和歌山市や三重県から訪れる人の姿も。寺下さんは「今週は花も一気に咲き、アサギマダラも何十匹と来ると思います。皆さんぜひお立ち寄りください」とPRしている。