新しい四ツ太鼓を清祓い

 御坊市の小竹八幡神社の祭礼、御坊祭の上組(薗地区)の四ツ太鼓が23年ぶりに新調され、1日、同神社で四ツ太鼓の清祓いが行われた。

 寄付を募るなどして資金を集め、今年4月に業者に製作を依頼し、先月に完成した。長さは約6㍍で高さが約2㍍。

 この日、保管されている約300㍍離れた会場から若中らが担いで神社に搬入。神事は拝殿で行われ、小竹伸和宮司が祝詞を捧げるなどして新しい四ツ太鼓を清めた。

 若中若頭筆頭の西川健太さん(40)は「新型コロナの影響で、今年を含めて3年連続神事のみになりました。来年こそは通常の祭りができるように願っています」と話していた。