車を止めて飲酒をチェック(日高町で)

 秋の全国交通安全運動(21~30日)で、御坊署は28日夜、日高町池田の国道で飲酒運転の検問を行った。

 交通、地域の両課から計14人が参加。若者広場駐車場で北進のドライバーが飲酒していないか1台ずつ確かめた。

 警察官は運転免許証の提示を求め、飲酒感知器でチェック。午後9時から約2時間、約300台を止め、飲酒運転はなかった。今後も引き続き、場所や時間帯を問わず、飲酒運転の取り締まりを強化していく。

 飲酒運転の根絶は同運動の重点項目の一つ。同署によると、管内の飲酒運転は今年、前年と比べて検挙、事故が増加傾向にあり、津田陽三署長は「飲酒運転は絶対に許されない。被害者も加害者も不幸になる危険な行為、犯罪。根絶を図っていかなければならず、引き続き時間や場所を問わず取り締まっていく」と話していた。