先日、サンリオのキャラクター「ハローキティ」ら「わかやま共通返礼品応援隊」の決起イベントが、和歌山市の和歌山ビッグ愛で開かれ、取材した。美浜町や由良町を含む県内7自治体それぞれの魅力が詰まったオリジナルデザインのハローキティぬいぐるみがお披露目され、イベントに出席した5自治体の体験にキティちゃんがチャレンジ。それぞれの首長がまちの魅力をPRした。

 美浜の籔内美和子町長は松キュウリやシラス、煙樹ケ浜、アメリカ村を紹介し、「美しい海と松林の自然を満喫しにお越しください。野菜、果物、海産物の魅力にふるさと納税を通じて触れていただければ幸いです」。由良の山名実町長は興国寺の天狗伝説やゆら早生、クエ、イセエビを紹介し、「1年間を通じて海産物、山の幸とたくさんいいものがあります。新鮮な魚介類、近大クエもありますので、よろしくお願いします」とアピールした。

 それぞれノリノリのトップセールスで大盛況。その中で高野町の平野嘉也町長が、同町に6月、近畿地方で初めて設置されたふるさと納税の自動販売機について説明した。寄付と返礼品受け取りがその場ででき、インターネットを使う従来の寄付になじみがなかった層にも裾野を広げる狙い。聞くと、その自販機は高野山の中心部、高野山宿坊協会内にあり、自販機から出るレシートを宿坊協会窓口に渡せば、3割分の宿坊の宿泊割引券や町内で使える商品券等の返礼品を受け取れるという。話題性は抜群、まねできる自治体も多いのではないだろうか。

 寄付の奪い合いではなく、笑顔でつながる共通返礼品。キティちゃんや自販機が、寄付額を増やす起爆剤になればいいと思う。(笑)