にぎわう日高町商工会と日高広域観光振興協のブース

 日高町商工会(山田理司会長)と日高広域観光振興協議会(会長=金﨑昭仁日高町観光協会会長)は、3、4日に愛知県名古屋市で開かれた「ふるさと全国県人会まつり2022」に参加。特産品や観光をPRし、さばコロッケの販売が好評となった。

 イベントは3年ぶり20回目の開催で、2日間で約1万5000人が来場。今回は33の道県人会がブースを出展し、郷土料理や特産品が並んだ。

 日高町からは、まちの知名度アップや観光客数、交流人口の増加を図ろうと、3年前に続き出展。東海和歌山県人会のブースでさばコロッケを販売し、観光パンフレットを配布した。

 さばコロッケは揚げたてを提供し、初日に用意していた480個がその日のイベント終了までに完売。急きょ追加で480個を手配し、2日目も売り切れる人気となった。

 購入した一般客らからは「サバのコロッケって珍しい」「いろんなものがある名古屋でも見ない」「ちゃんとサバの味がしていいね」と好評。「どこで買えるの?」との声にはふるさと納税をアピールし、関係者は「思った以上の来場者にも恵まれ、PRのいい機会になりました。さばコロッケはSNSで拡散してくれるお客さんもいて、波及効果が期待できそうですし、何がきっかけになるか分からない。まちや観光振興につながれば」と話していた。