自転車レースのシクロクロス(イメージ)

 御坊市が検討を進めている日高川河川敷の利活用事業で、社会実験事業として実施する内容が決まった。民間事業者を対象にプロポーザル(提案)で募集し、応募のあった京都府向日市の一般社団法人京都車連(熊本彰廣代表)が10月23日にオフロードを走る自転車競技のシクロクロス大会会場として活用する。利用者の満足度に関するアンケートなども実施し、市は今後の河川敷活用の参考とする。

 7、8月に河川敷の活用を募集し、京都車連の1事業者から応募があった。シクロクロスは未整地の山野などに設定されたコースを走る自転車レース。京都車連は「関西シクロクロス」として各地で大会を開催している。社会実験の対象となる河川敷のエリアは野口橋から野口新橋までの右岸で、面積は約3㌶。大会は小学生が対象のショートコース(約1㌔)、大人が対象のミドルコース(1・7~1・8㌔)とロングコース(約2・5㌔)の計3コースを設け、出場選手がゴールの順位を競う。計画では午前8時半ごろから競技を開始し、午後3時半ごろに終了する予定。出場選手は今月中旬ごろからホームページを通じて募集する。社会実験終了後の用地は原状回復させる。

 日高川河川敷の利活用は、日高川の歴史的・文化的で環境資源を最大限に生かし、にぎわいの場を創出することが目的。左岸側についてはオートキャンプ場、ゲートボール場、せせらぎ公園、ミニゴルフ場が整備されているが、右岸側は未整備区間が多く新たな利活用の可能性を検討する。今回の社会実験で得たデータなどから効果や課題などを検証し、将来的な河川敷の活用に生かす。